高速道路料金値上げについての第2弾。
6月から、新制度が実施された場合、高速道路料金がどのようになるかというと・・・。
「上限料金制度」とは、多くのゴルファーが利用する普通車の場合、上限額が 2000円となります。
土日祝だけでなく平日にも上限制が適用され、ETCを搭載してない車も対象となります。
それに付随して、現行の割引制度を全て廃止。
現行では、土日祝に限り上限1000円でしたが、これが撤廃されることになるわけです。
これまでETCを搭載していなかった車については、割引となりますが、多くのゴルファーは、既にETCを搭載し、現行割引の適用をうけているものとし、都内から出発するゴルファーを例に、まず、都内から200km以上あるような遠距離のゴルフ場へ行く場合(首都高を除いた区間について)を考えてみます。
土日祝にプレーするゴルファーは・・・。
これまで、休日特別割引により、上限1000円だったので、東北道方面:1700円、常磐道方面:1650円、関越道方面:1850円、東名高速方面:1750円 がMAX料金でした。
遠距離のコースへ行く場合は、当然値上げになります。
これまでも首都圏エリアは上限制度除外区域になっていたことを考えると、首都圏エリア外から上限2000円ということになる可能性が高いので、MAX料金が2000円になるわけではなく、実際には、1000円以上の値上げになるでしょう。
また、現行は、土日祝の首都圏エリア3割引が適用されているので、これも撤廃されることにより、トータルで片道1300円 前後の値上げとなります。
では、平日ゴルファーは・・・。
現行では、土日祝の上限1000円が適用されなかったので、遠距離のコースへ行く場合に限り、少しだけ割引にある可能性があります。
しかし、現行では通勤割引があり、遠距離の場合、ETCカードを2枚利用した裏技を利用して割引うける方法がありました。
通勤割引が撤廃されると、この裏技は使えなくなるため、裏技を利用していたゴルファーは、値上げとなるでしょう。
ところが・・・。
多くのゴルファーは、都内から200km以内のエリアのコースへ行くことが多いと思われます。
そうなると、新制度というのは、ほとんどのゴルファーにとって、恩恵がまったくな制度だといえます。
さらに、これまで長年にわたり実施されていた「通勤割引」が撤廃されると、近中距離コースへ行く場合、
土日祝ゴルファー、平日ゴルフファーともに、値上げ になります。
たとえば、東北道:佐野藤岡ICまで(浦和料金所から)を考えると、現行、土日祝:1100円(休日特別割引)、平日:1400円(通勤割引)でしたが、6月からは、通常料金の1750円となります。
佐野藤岡ICまで、土日祝で片道650円の値上げ。上限制度2000円は、首都高は除外されています。
当初の新制度発表時で、首都高を含めて上限2000円なら、現行よりも割引になるなぁー!と期待していたのですが、やはり、そんなことにはなりませんでした。
現行では、日祝は500円なので、これが撤廃されることになります。
それどころか、とんでもないことに、すでに頓挫していたはずの「首都高距離別料金」を導入すると発表されたのです。
通常料金700円が、最大区間を走行することになると1300円くらいになるわけです。
たとえば、品川、目黒、世田谷あたりから東北道、常磐道方面のコースへ行く場合、現行、日祝が500円 であることを考えると、
首都高だけで片道800円の値上げ に!
これでまで往復3200円だった高速料金が6100円になります。
つまり、
往復で2900円も値上げ で、現行の約2倍 になるわけです!
これは、ゴルファーにとっては、”ふざけんなよ〜”言いたくなります。””
民主党は、6月までに新制度の見直し、もしくは、7月の参議院選挙で高速道路値上げをマニュフェストに掲げ、国民の信を問うべき!!