「ユーティリティ」というクラブは、要するに、ウッドとアイアンの中間に相当するクラブ。
「ユーティリティ」は、ロングアイアンが打てない人のために開発された、要するに、”お助けクラブ”の1つです。
2番、3番、4番アイアンといったロングアイアンは、多くの一般アマゴルファーにとって、使いこなすのが難しいとされており、このようなクラブが開発されたと思われます。
「ユーティリティ」には、2番、3番、4番といったロングアイアンの飛距離の替わりとなる数種類のロフトのものが存在します。
この最近では、この「ユーティリティ」。
すっかり定着してきましたね〜。
中には、ロフトが異なる数本の「ユーティリティ」をバッグに入れている人もよくみかけます。
最近では、多くのプロが使用しているくらいです。
「ユーティリティ」が登場した頃、アイアン型とウッド型の2種類あり、ロングアイアンが得意な人は、「アイアン型ユーティリティ」、フェアウェイウッドが得意な人は、「ウッド型ユーティリティ」を選ぶ傾向がありました!
「アイアン型ユーティリティ」は、アイアンのソールが非常に厚くなっていて、見た目は、どちらかというとアイアンに近い形状。
最近でも両方あると思いますが、アイアン型はあまり見かけなくなり、今では、「ウッド型ユーティリティ」が主流のような気がします。
アメリカでは「ユーティリティ」のことを「ハイブリッド」と呼ぶのだと思っていたら、どうやら「ウッド型ユーティリティ」をハイブリッドと呼んで、「アイアン型ユーティリティ」は「ユーティリティ」と呼んでいるみたい。
それにしても、この「ユーティリティ」クラブ・・・て、ほんとにやさしく打てるように造られているクラブですよね〜!?
ロングアイアンの苦手な人でも、このユーティリティーを使えば、やさしく、ロングアイアンと同等の距離が打てるクラブ。
それが”お助けクラブ”と言われるゆえんです。
ロングアイアンだと、ある程度のスイングスピードで、ビシッっとスイングして、芯に当たらないといいボールでないのですが、このユーティリティーを使えば、ゆったりと、合わせてスイングするというイメージで、簡単にそれなりの距離はがでるわけ。
RYOは、ずっーと、ロングアイアンが得意で、2番アイアンも使用していました!
ところが、年齢を重ねていくとともに、だんだんロングアイアンでビシッと打つのが厳しくなってきて、
とうとう、4年前からプライドを捨て、泣く泣く「ユーティリティ」を使うようになってしまったRYOでした・・・!(涙)(^^;
RYOは、4年前、キャスコのウッド型ユーティリティ「パワートルネード」を1本だけ中古で購入。
このクラブをはじめて使ってみたら、3番アイアンの飛距離が、簡単にでるではありませんか!
ロングアイアンは、ビシっとスイングして芯でミートしないといいボールが飛びませんでしたが、ユーティリティは、ビシっとスイングせずに、(RYO的には)スローモーションでスイングする感覚でゆっくり打つようなイメージで、ミートすると、それまでの3番アイアン相当の距離(180ヤード)がでるんです・・・。
逆に、ゆっくりスイングするようなイメージで振らないと、うまくミートできないのでした!
(これは、使用しているアイアンのスチールシャフトに比べて、ユーティリティのシャフトがやわらかすぎるせいなのかもしれませんが・・・。)
RYOの場合、当たればそこそこの飛距離がでるのですが、今ひとつ方向性が悪く、特に、傾斜のあるライでは、方向性どころが、チョロもでることがあるクラブ。
でも、なんとか、打ち方の感覚を会得すれば、ロングアイアンと同等の飛距離がでるので、重宝するときもありますが、なんか、ごまかして使用している感覚があり、今だに好きになれないクラブなのでした!(^^;
RYOが思うに、ロングアイアンを打てるヘッドスピードがなくても、ロングアイアン並の距離をだしてくれるクラブなわけ。
要するに、これって、年齢を重ねていって、ヘッドスピードが落ちても使えるクラブなのです。
ということからも、ヘッドスピードが遅くなったシニアゴルファーや、ヘッドスピードの速くない女性ゴルファーには最適なクラブだといえます。