2010年05月21日

休日分散化(3) 高速道路渋滞への影響

今回は、ゴルファーにとっても大きな要素である”高速道路の渋滞”について考察してみます。

観光庁は、休日分散化のメリットとして、
「旅行料金の低廉化」
「交通渋滞や混雑の緩和による移動時間の短縮化」
をあげていました。

はたして、休日がブロックごとに分散化すれば、高速道路などの渋滞が減るでしょうか???


たとえば、南関東ブロック(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)が連休となる週は、多くの人が、旅行など遠出することが予想されます。
一番人口が多いこのブロックが連休であれば、車で高速道路を利用してでかける人も多く、これまでのGWと同様に大渋滞なるに決まってます!
そんなことは、バカでもわかることです!!!
観光庁がメリットとしてあげた「交通渋滞や混雑の緩和による移動時間の短縮化」になるわけがありません!!


分散化した期間である。5〜6月の5週、9月〜10月の5週の計10週のツアーは全部、これまで以上に長期間の間予約採りづらくGW並みの高額料金設定になり、高速道路の渋滞も増える可能性が高い!という最低の、とんでもない愚策 と思われるのでした!!!

そのかわり、旅行関連会社の収益があがる!また、それにいう経済効果は上がる!かもしれませんが、多くの国民のメリットは、あまりないといえます。


ほかにも、別のブロック間に本社、支社、営業所がある場合の仕事が停止してしまったり、顧客先との取引ができない、というような社会的にも大きな支障がでることは間違いありません。
また、たとえば、茨城県から都内に通勤している人は、家族と連休が全くずれてしまう!ということにもなります。


こんな”休日分散化”政策が、簡単に国会の法案を通ってしまっていいのでしょうか???

posted by RYO at 12:41| 休日分散化について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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