前回の「昼食付プラン」のカラクリに付随して、今回は「ロッカーフィー」についてです!
「ロッカーフィー」とは、ロッカー利用料金のこと。
ほとんどのゴルフ場では、ロッカーは無料で使用できます。
というか、ゴルフ料金の中に含まれていることがほとんどです。
そのため、明細書を見ても、ロッカーフィーについては何も書かれていません。
ところが・・・。
ゴルフ場の中には、”ロッカーフィー”が別料金になっているところがあります。
たとえば、”平日のゴルフ料金が9800円” とかに設定してあり、よくよく見ると、”ロッカーフィーが別途 310円”かかります” というようになっているのです。
これは、スーパーマーケットなどで、98円とか 128円とかいう値段をつけて、安くみせるという
料金表示のカラクリを利用しているのにほかなりません!
この例の場合、
ゴルフ料金が、10110円と表記してあるのと、9800円と表記してあるのでは、多く人が、9800円の方が、”けっこうお得!”と感じてしまうことでしょう!
当然のことながら、こうしたゴルフプランには、ちゃんと、ロッカーフィーが別であることを表記してありますし、ゴルフ場でのチェックインの際には、フロントスタッフが、”ロッカーを使用しますか?”と確認してくるので、実際にロッカーを借りなければ、ロッカーフィーの 310円は、支払わなくていいのですが・・・。
しかし、日本のゴルフでは、ほとんどの人が着替えをしたり、プレー後に入浴しますので、
ロッカーを借りない人は、あまりいないのです。
セルフデーなどで、最初から”ロッカーや風呂が使用不可”という場合を除いて・・・。
ゴルフ場の近くに住んでいるゴルファーなら、自宅からゴルフの格好をしていって、着替えずに入浴せずに、そのまま帰ることも可能でしょう。
しかし、多くのゴルフ場 では、入退場時にジャケット着用などのドレスコードを決めていることもあり、なかなか、そうもできないような気がします。
ロッカーフィーの 310円くらい、たいした金額ではないとはいえ、ゴルフ料金は、ロッカーフィー込みの料金表記をするべきです!!!
ゴルフ場で、コース内茶屋のソフトドリンク無料サービスとか、練習場のコイン無料とかだったりすると、たいした金額ではなくても、けっこう得した感じがして気分がいいのですが、これは、その逆!
さきほどの例で、ゴルフ料金が 9800円の感覚で来場しているのに、会計時に 10110円となっていると、チェックイン時に自分で了承しているとはいえ、けっこう損した気分になります!(^^;
アコーディアグループや、西武プリンスグループのゴ ル フ 場 の多くが、現在でも、ロッカーフィー別の料金表記になっているのでした・・・。
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