規制されたのは、「反発係数が0.83以上あるクラブの使用禁止」というもので、ドライバーのスプリング効果による飛びを規制するというもの。
この規制の導入は、クラブ買い替え需要を見込んだ、ゴルフクラブ業界活性化のためという噂もありますが、ゴルフルールなどの決定機関でもある「R&A」「USGA」で決定し、「ゴルフ規則」で、「高反発クラブ」は不適合クラブとなり、使用禁止ということになったわけです。
実際に使用禁止になるのは、公式競技においてのこと。
つまり、一般のアマゴルファーがプライベートで楽しむゴルフにおいては、使用してもかまわないといえばかまわいません。
しかし、ゴルフルールで禁止となったわけなので、プライベートのゴルフにおいても、当然、"違反"と考える人が多いでしょうし、仲間で「高反発クラブ」を使用している人がいたら、”違反クラブだよ!”と言う人(言われる人)もいることでしょう。
こんなことから、この規制により、ドライバーを「適合クラブ」買い換えした方は多いのではないでしょうか?
かくゆうRYOも、規制される前、「適合クラブ」に買い替えたのでした!(^^;
だいたい、規制の理由は、飛びすぎるクラブによって、コース設計上の意味合いが薄れてしまった(設計上のフェアウェイバンカーを越えてしまって意味をなさないなど)ことが原因といわれています。
しかし、これは、プロゴルファーに該当するものであって、ほとんどの一般アマゴルファーには該当しないのではないかと思います。(一般アマゴルファーでも飛ぶ人はいますが)
しかし問題なのは、こんな規制をしても、高反発でなくても、クラブヘッド材質や構造、さらにシャフトの進化によって、規制前よりも飛ぶといわれているクラブが次々にでていること。
であれば、高反発クラブを規制したことは、まったく無意味になっているといえるのです。
ということからも、「ゴルフのルール規則」としてではなく、プロゴルファーにのみの規制にするべき。
さらに、プロゴルファーが使用するクラブは、「ユーティリティクラブ」をはじめとして、もっと規制するべきだと思います。
野球だって、高校野球で使用している”金属バット”は、プロ野球では使用禁止していて、”木製バット”を使用しているのです。
ということから言えば、プロゴルファーは、”パーシモン(木製)”ウッドを使用するべきだ!ともいえると思うRYOでした!